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将棋の第68期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)の第5局が14日、甲府市で指され、永瀬拓矢王座(28)が挑戦者の久保利明九段(45)に勝ち、対戦成績3勝2敗で初防衛を果たした。永瀬王座はタイトル獲得が通算3期に達し、規定により同日付で八段から九段に昇段した。
先手の久保九段が採用した作戦は「中飛車」。永瀬王座が強気に仕掛けて定跡を外れた力勝負になり、永瀬王座が勝った。「駒を得して、少し指しやすいかなと思った。一つ結果が出て良かった。(シリーズを通して)作戦としては、うまくいかないことが多かった」と話した。
永瀬王座は昨年、叡王と王座を獲得。先月、叡王の防衛には失敗したが、王座の防衛に成功した。久保九段の2年ぶりのタイトル獲得はならなかった。(村瀬信也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル